注文住宅を依頼する会社に迷ったなら!工務店より大手住宅メーカーのほうが向いているケース

建築会社の経営に安定を望む場合

当然、家を建てた後も、工務店や住宅メーカーとの付き合いは続きます。定期点検やアフターフォロー、そしてリフォームする時に相談することもあるからです。そのスパンは、数カ月や数年という短い期間ではなく、何十年とも言える長い期間になってきます。もし、相談したい時に相手が倒産してしまっていたら、新たな建築会社を探さなくてはなりません。また、必要な資料を揃えたり、伝えたりする手間も出てくるでしょう。経営の安定度で比べると、やはり工務店よりも大手住宅メーカーの方が安心です。もちろん、大手の住宅メーカーでも、全く倒産しないわけではありません。しかし、規模が大きい分、倒産のリスクは少ないと言えるでしょう。安定を望む場合は、大手住宅メーカーが向いています。

工期をできるだけ短くしたい場合

家を建てるためには、一定の期間が必要になってきます。一般的な新築一戸建て住宅の場合、大手ハウスメーカーの工期は3カ月から4カ月程度。一方、工務店の場合はばらつきが多く、4カ月から5カ月程度で可能な場合もありますが、半年以上かけるケースもあります。基本的に、工務店の方が工期は長くなると言えるでしょう。大手ハウスメーカーは、全体的にシステム化されており、効率良く工事を進めていけるため、工期が短くなるのです。また、工期を短くするための工夫も随所に施されています。あまり工事に長い期間をかけたくない場合や、「〇月までに引越ししたい」など予定がある程度決まっている場合は、大手ハウスメーカーの方が望ましいでしょう。